スキープログラム共通要項
なぜ、スキーキャンプをするの?
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国際自然大学校は、毎年たくさんのスキーキャンプを行っています。初めてスキーに挑戦する子から、足をそろえて颯爽と滑ることができる子まで、参加者のスキーレベルは様々です。
スキーの魅力は雪の上を滑る爽快感、上達する楽しさや、それによって得られる充足感や達成感、冬の自然を感じられることなどがあります。それらを全身で味わうこともスキーキャンプのねらいの一つです。
子ども達がスキーキャンプで得るものは、スキーの技術だけではありません。練習の過程では、「感じ、考え、行動する」という体験学習のサイクルを何度も繰り返します。その中で、転んでもめげない強い心や、ひとつ上のレベルに挑戦する向上心や勇気などを育むことができます。
また、自分自身のスキーレベルを上げることだけを考えるのではなく、一緒にレッスンを受けている仲間のことを励ましてあげたり、待ってあげたり、時には助けてあげたり、逆に助けてもらったり…といった中で、自然と思いやりや仲間意識も芽生えます。
それが、スキーだけでなく生活も共にしながら行うスキーキャンプの特色です。
もちろん環境への負荷や楽しいだけでない自然の厳しさ(冷たさ、寒さなど)も考えなければなりません。しかし、そういうことに気づく感性や、何事も乗り越える強い精神力を養うことこそが、スキーキャンプの意義だと考えています。
スキープログラムのスケジュール一例
- 初日
- AM:集合・移動
PM:スキー合わせ、足慣らし・雪遊び…等
夜:〔夜のお楽しみプログラム〕
◆交流ゲーム大会
◆キャンプソング大会
◆キャンプファイヤー
◆大カルタ大会
◆アドベンチャーツアー…等
色々なところから集まった同じキャンプに参加するお友だちと、たのしい時間を過ごし、交流を深めます。 - 2~4日目
- 〈終日スキーレッスン〉
■AM&PM:各約2時間半ずつ(途中休憩あり)
■レベル別でグループに分かれ、指導員がスキーレッスンを行います。
滑りのフォームや止まり方などの基礎レッスンの他、ターンの練習、ロング滑走など、レベルアップのためのスキーレッスンが盛りだくさんです。
※レッスン内容は、天候・スキーレベル・ゲレンデ状況等により、柔軟に対応します。 - 最終日
- AM:〈スキー総仕上げ〉
最後の最後までスキーを楽しみます。(約2時間)
PM:移動・解散
※各プログラムのスケジュール詳細は、各キャンプ専用ブログに掲載される『参加の手引き』にてお知らせします
スキープログラムに関するよくある質問
Q.どんなスキーレッスンをするの?
東京都スキー連盟加盟団体「NOTS・東京スキーアカデミー(スキークラブ)」としてスキーレッスンを行っています。
スキーの指導も当校のスタッフが行います。特に中級者以上の指導は、SAJ公認スキーバッジテスト有資格者のスタッフが指導します。生活面からスキーまでの全てを当校のスタッフが担当するので、リラックスしてレッスンが受けられ安心です。
初日にレベルチェックを行い、グループ分けを行い、それぞれのレベルにあわせ、丁寧に楽しくレッスンします。スキーが初めての方も、ウェアの着方やブーツの履き方を含め、基本からしっかり指導しますので、ご安心ください。
Q.募集ページに書いてある「スキーレベル」って?
当校では下記3つのレベルを想定しています。プログラムごとに対象レベルが異なります。
- はじめて・初心者
- スキーを初めてする方。
1~4日程度の滑走経験の方。 - 初級者
- 5日以上の滑走経験がある方。
ハの字で止まれる、ハの字でターンができる、1人でリフトに乗れる方。 - 中級者以上
- パラレルターン(板をそろえてターン)ができる。
傾斜20度以上のゲレンデを滑り降りることができる。
※各プログラムがどのレベルの方を対象としているかは、詳細ページに記載があります。お子さまのレベルにあったレッスンを受けていただくためにも、ご確認の上、お申し込みください。
Q.友だち同士で参加します。同じ班になれますか?
プログラム中は、6名~10名で1つの班を作り活動を行います。たくさんの人と触れ合い、お友達作れるようになることも、当校では重要なキャンプのねらいの1つとしています。ご兄弟・ご友人とは別々の班になります。班編成は当校にお任せください。
また、スキープログラムの場合、生活班とは別にスキーのレベル別の『スキー班』を編成して活動を行います。
Q.特別な持ち物はありますか?
スキーの活動時に使用するものとしては、スキーセット(板・ブーツ・ストック)、ヘルメット(着用必須/自転車用などのものと異なり専用の者)、ゴーグル、帽子、ネックウォーマー(マフラー不可)、グローブ(2つあると常に乾いたものを使用できます)、
スキーウエア、アンダーシャツ・スキー用靴下・タイツ等(日数分)などをご用意ください。詳細は、お手続きが完了した方へお送りする「参加の手引き」にてご案内いたします。
また、別途料金が必要となりますが、スキーセット、スキーウェアはレンタルが可能です。ただし、ご自分のものをお持ちの方は、上達のためにも、ぜひご持参いただくことをおススメします。荷物が多い場合は、宅配便も利用できます。ご利用方法などは「参加の手引き」をご参照ください。
持ち物案内も併せてご覧ください。
Q.リフト代はいくらくらい必要ですか?
各プログラムの旅行代金にはリフト代が含まれております。
Q.スキー用具のレンタルを希望する場合はどうしたらいいですか?
プログラムごとにレンタル品の種類、及び、レンタル料金が異なります。
各プログラムの詳細ページで、レンタル品とその金額をご確認いただき、お申込みの際に、予約フォームでレンタル品を指定してください。またレンタル料金は、旅行代金と共に事前にお支払いください。手配などの関係で、間際の変更や、当日の追加は、基本的に承ることができません。
Q.天候が悪かったり、雪不足の場合はどうなりますか?
基本的に雨天時も活動を行います。ただし、全てのプログラムは天候等の事由により、予期なく内容が変更となる場合がございます。
台風・暴風・大雪などの荒天時などで、公共交通機関が停止、または停止するおそれがある場合などは、中止して旅行代金をご返金する場合もあります。
雪不足の場合は、基本的に、ゲレンデやプログラム内容を変更して実施します。